密林支社：電子書籍作成に関わる作業コストに関する意識調査

■はじめに

竹の子書房密林支社は2013年3月から「有償電子書籍（Kindle本）の販売に関するノウハウの獲得」を目指して試行錯誤を重ねつつ活動しています。
現在、当初計画していたロードマップのうちのフェーズ4-1をほぼ完了し、フェーズ4-2に取りかかりつつあります。

PDF版では様々な作業を「有志・篤志による無償作業」で賄ってきましたが、「有償電子書籍を販売する」ことを目的としたKindle版では、電子書籍作成に掛かるコストの目安を算出する必要があると考えています。

そこで、個々の作業価値を適正評価するために「電子書籍作成に関わる作業コストに関する意識調査」を行います。

発注側としては
「自分にはできない作業を他人に依頼する場合、幾らまでなら出せるか」

受注側としては
「報酬と引き替えに作業を他人から引き受ける場合、幾らなら引き受けるか」

今回の調査は、この意識の違いを調べることが目的です。

ただし、この調査結果が、そのまま密林支社における標準価格になるわけではありませんし、密林支社で行っている作業が即座に有料化されるわけでもありません。あくまで、「支払える上限額、必要な最低額」のギャップについての意識調査となります。
繰り返しになりますが、個人出版において作業の大多数は「自分でやればタダ」です。
今回は「自分ではやらない、やれない場合に、誰かに頼むとしたら幾ら程度が適正だと、それぞれが考えているか？」を調べることが目的です。

なお、大変センシティブな調査となるため、回答は無記名でお願いしています。

※このアンケートはGoogle Chromeで動作確認しています。それ以外のブラウザでは正しく動作しない場合があります。

●基本情報

※今回のアンケートは無記名回答のため、氏名・Twitterアカウントの回答は不要ですが、回答者のクラスタとその傾向を理解するため、通常の作業カテゴリーをお答え下さい。

通常の作業従事分野

※Ctrl+クリックで複数選択可

商業経験の有無

商業出版での経験がある
同人誌出版などでの経験のみ
出版に関して一切未経験

商業出版の従事期間

5年以上
5～3年
3～1年
1年未満
未経験

●イラスト

表紙イラスト／写真（４色×１点）	発注可能額円受注可能額円
挿絵／写真（１冊辺り５点以内。モノクロ１点あたりの価格）	発注可能額円受注可能額円
挿絵／写真（１冊辺り５点以内。４色１点あたりの価格）	発注可能額円受注可能額円

●編集

※ここでの編集作業を必要とする文字原稿の分量は、プレーンテキ
ストで150kb前後＝40字×16行×224頁の文庫本一冊程度とする

表紙デザイン（４色×１点）	発注可能額円受注可能額円
編集A （推敲・校閲）	発注可能額円受注可能額円
編集B （文字校正）	発注可能額円受注可能額円
編集C （組版・本文デザイン）	発注可能額円受注可能額円
編集D （ブッキング、マッチング、進行管理、その他の諸作業）	発注可能額円受注可能額円

●管理諸作業

Kindle Direct Publishingへの登録作業代行	発注可能額円受注可能額円
EIN取得申請代行	発注可能額円受注可能額円
宣伝告知作業代行（図書目録への登録、botへの登録、バナー作成、ニョキラジ、ニョキパン（ブログ）などでの告知をパッケージ化したとして）	発注可能額円受注可能額円
CM作成	発注可能額円受注可能額円

●トータルパッケージ

「本文文字原稿のみを書いて、残りの全ての作業（上述のイラスト発注から編集、登録などの諸作業全てまで）を丸投げするとしたら？」

※ここでの文字原稿の分量は、プレーンテキストで150kb前後＝40字×16行×224頁の文庫本一冊程度とする

発注可能額円
受注可能額円

●納期（実作業期間）について

上述の条件で発注した場合、受注から納品用データ完成（或いは登録完了）までに掛かる実作業期間として、どの程度を想定しますか？

自分が発注側の場合

日以内

自分が受注側の場合

日以内

●支払期限についての要望

　自分が発注側の場合

前払い希望　――原稿引き渡し前/原稿と引き替えに、本が出る前に支払う
後払い可　――本が出た後に支払う
一括払い希望　――提示額を一括して支払う
分割払い可　――提示額を複数回に分割して支払う

　自分が受注側の場合

前払い希望
後払い可
一括払い希望
分割払い可

●支払い形態についての要望

　自分が発注側の場合

原稿料（売上に拘わらず固定料金）
印税（売上に応じて一定の割合を請求する歩合給）

　自分が受注側の場合

原稿料（売上に拘わらず固定料金）
印税（売上に応じて一定の割合を請求する歩合給）

●その他

密林支社（Amazon Kindleでの有償配信KDP版電子書籍作成プロジェクト）について、Kindle本作成コストなどについて、ご意見、ご要望などありましたらお知らせ下さい。